YouTubeサムネイル外注の相場と、安く頼んで失敗するパターン
この記事の内容
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サムネイルは、動画の中身と同じくらい再生数を左右します。それでいて外注単価の幅が大きく、何を基準に選べばいいのか分かりにくい領域でもあります。相場、依頼のしかた、検証の回し方までまとめます。
相場は1枚500円〜5,000円
| 依頼先 | 1枚あたり | 期待できること |
|---|---|---|
| クラウドソーシング | 500円〜2,000円 | 指示どおりに作る。企画の意図までは汲めないことが多い |
| 中級クリエイター | 1,000円〜3,000円 | 安定した仕上がり。継続すると型が揃ってくる |
| 実績豊富なプロ | 3,000円〜5,000円以上 | 企画意図を汲んだ提案、複数案の提示 |
| 制作会社 | 5,000円以上 | 品質と修正対応が安定、担当者交代でも品質が落ちにくい |
単価より「指示にかかる時間」を見る
1枚1,000円で頼めても、毎回30分かけて指示を書き、2回修正を出しているなら、実質のコストは単価どおりではありません。逆に、企画意図を渡せば意図を汲んで出してくる相手なら、単価が倍でも安く済みます。
比較するときは「1枚いくらか」ではなく、自分が毎回何分使うことになるかまで含めて見てください。
そのまま使える、サムネイル依頼テンプレート
この4点が入っているかどうかで、初稿の精度がまったく変わります。コピーして使ってください。
最後の「編集可能ファイル」を毎回もらっておくと、文字だけ差し替えたいときに再依頼が不要になります。これだけで年間の依頼数がかなり減ります。
クリック率の目安を持っておく
作りっぱなしにせず、YouTubeアナリティクスの「インプレッションのクリック率」を必ず見てください。一般的な目安は次のとおりです。
| クリック率 | 状態 | 次にやること |
|---|---|---|
| 2〜4% | 要改善 | サムネイルとタイトルの組み合わせを見直す |
| 4〜8% | 平均的 | 伸びた動画の共通点を探す |
| 8%以上 | 良好 | その型を他の動画にも展開する |
ただしクリック率は表示された場所によって大きく変わります。関連動画に多く出た動画と、検索から来た動画を同じ土俵で比べても意味がありません。同じチャンネルの、同じ時期の動画同士で比べるのが基本です。
YouTube公式のA/Bテスト機能を使う
2024年以降、YouTube Studioでサムネイルのテスト機能(Test & Compare)が使えます。手動で差し替えて比較する方法と違い、同じ条件で比較できるのが利点です。
- 最大3枚のサムネイルを登録すると、YouTubeが自動でランダムに表示して比較する
- 曜日によってクリック率が変動するため、最低1週間は回す
- 3枚は「別バージョン」ではなく、違う切り口で作る(顔あり/文字だけ/ビフォーアフター等)。色を少し変えただけの3枚では差が出ません
外注する場合も、この機能を前提に「1本につき切り口の違う3案」で発注すると、検証まで含めた運用になります。
安く頼んで失敗する典型パターン
- 毎回違う人に頼み、チャンネルの統一感が消える:一覧で並んだときに、同じチャンネルだと認識されなくなる
- 作りっぱなしで検証されない:クリック率を見て次に反映する人がいないと、何枚作っても上手くなりません
- タイトルとサムネが分業で切れている:この2つは組み合わせで決まります。別々に決めると、同じ情報を2回言っているだけのセットになりがちです
- スマホでの見え方を確認していない:視聴の多くはスマホです。実機サイズで文字が読めるか、必ず縮小して確認してください
納品時のチェックリスト
- スマホサイズに縮小しても文字が読めるか
- 動画の右下(再生時間の表示位置)に重要な要素が来ていないか
- チャンネル内の他のサムネイルと並べたとき、シリーズとして見えるか
- タイトルと同じことを繰り返していないか(別の情報を載せる)
- 他社ロゴ、他人の顔、権利の不明な画像が入っていないか
よくある質問
顔出しは必要ですか?
必須ではありません。ジャンルによっては、手元・商品・画面キャプチャのほうがクリック率が高いこともあります。ただし人の顔は視線を集めやすいのは事実なので、出せる場合は検証する価値があります。A/Bテストで顔ありと顔なしを比べるのが確実です。
文字は何文字までがいいですか?
スマホで一瞬見て読める量、というのが実際的な基準です。多くの場合13文字前後に収まります。文字数を守ることより、縮小しても読めるかを実機で確認するほうが重要です。
過去動画のサムネイルを作り直す価値はありますか?
あります。特に、再生数は伸びていないがクリック率が極端に低い動画は、サムネイルの差し替えで動くことがあります。ただし公開直後の動画で差し替えを繰り返すと評価が安定しないため、公開から時間が経った動画から試すのがおすすめです。
デザイナーに毎回何を渡せばいいですか?
上のテンプレートに加えて、過去にクリック率が高かったサムネイルを数枚渡してください。言葉での説明より、実物の共有のほうが早く伝わります。
弊社はチャンネル運用の中でサムネイルを制作しているため、公開後のクリック率を見ながら次の1枚に反映できます。編集・サムネイルを担当しているマキヒカ様(登録者67.3万人)のような大規模チャンネルから、立ち上げ期のチャンネルまで対応しています。
サムネイル単体のご相談はもちろん、企画・タイトルとセットでの改善もお手伝いできます。既存チャンネルの診断からでもどうぞ。
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