YouTubeを伸ばすための本質
この記事の内容
YouTubeは一言で言えば、釣りと一緒です。
- 釣れる釣り堀であればたくさん釣れるし
- 元気な魚がたくさんいるエリアであればたくさん釣れます
- じっくり待たないと釣れないこともありますし
- 継続していくと釣れるようになります(釣れるエリアがわかる、技術が上がる)
- 良いエサがあればたくさん釣れますし
- 質の悪いエサであれば釣ることはできません
- 初心者でも釣れる場所もありますし
- 大間のマグロは初心者では釣れません
YouTubeを運用したことがある方なら、これだけでピンとくる方も多いと思います。ひとつずつ、YouTubeに置き換えてみます。
「釣り場」=ジャンルと視聴者選び
どれだけ腕の良い釣り人でも、魚のいない池では一匹も釣れません。YouTubeで言えば、そもそも見たい人が少ないジャンル・企画を選んでいたら、どれだけ丁寧に動画を作っても再生は伸びないということです。
逆に、視聴者がたくさんいて、なおかつ競合がまだ埋めきれていない「釣れる釣り堀」を見つけられれば、同じ労力でも成果はまったく変わります。私たちが運用のご相談を受けたとき、最初にやるのは撮影でも編集でもなく、この「場所選び」です。伸びているチャンネルをリサーチして、魚がいるエリアを特定してから竿を出します。
「エサ」=企画・タイトル・サムネイル
魚がいる場所でも、エサが悪ければ食いつきません。YouTubeにおけるエサは、企画・タイトル・サムネイルです。視聴者は毎日大量の動画を目にしていて、その中から「これは見たい」と思ったものだけをクリックします。
ここで大事なのは、「自分が出したいもの」ではなく「魚が食べたいもの」を用意することです。よくあるのが、伝えたいことを詰め込んだ動画を作り続けて、視聴者が求めているものとズレていくパターン。エサは魚のために選ぶ。これだけで結果は大きく変わります。
「継続」=データを見ながら釣り方を覚える
釣りは、通えば通うほど釣れるようになります。どの時間にどこで釣れるか分かってくるし、合わせの技術も上がるからです。
YouTubeも同じで、投稿を続けるほどデータが溜まります。どのサムネイルがクリックされたのか、どこで視聴者が離脱したのか。数字は全部教えてくれます。継続が大事と言われるのは、根性の話ではなく、データが溜まって釣り方が上手くなるからです。逆に、数字を見ずにただ本数だけ重ねるのは、釣れない場所に通い続けるのと同じです。
「大間のマグロ」=いきなり大物を狙わない
初心者でも釣れる場所はありますが、大間のマグロは初心者には釣れません。YouTubeで言えば、レッドオーシャンの人気ジャンルにいきなり参入して、大手と同じ土俵で戦おうとするようなものです。まずは自分の装備で釣れる場所から始めて、実績と技術を積んでから大物を狙う。この順番を飛ばすと、釣れない期間に心が折れてしまいます。
上手くいかないのは、釣り方が間違っているだけ
そして、上手くいっていない方は、才能がないのではありません。釣り方が間違っているだけなのです。
- 釣りなのに竹刀を持っていっている(そもそも道具=戦い方が違う)
- 全然魚のいないエリアで釣りをしている(ジャンル・企画選びのミス)
- 全然釣れないのに餌を変えない(データを見ず、同じ作り方を繰り返している)
- 上手くいってる人から学んでいない(伸びているチャンネルを研究していない)
思い当たるものはあったでしょうか。どれも珍しいことではなく、私たちがご相談を受けるチャンネルの多くが、このどれかに当てはまっています。裏を返せば、間違いを特定して釣り方を直せば、ちゃんと釣れるようになるということです。
釣りは、正しいやり方で正しく行えば誰でも楽しめるレジャーです。これはYouTubeも一緒なのです。
釣り方を証明したのは、自分たちの釣果
この考え方は、理屈だけで言っているわけではありません。代表の栁松が青森を拠点に、企画・出演・撮影・編集・運用のすべてを自社で行っている自社チャンネル「やなぎ【田舎でも動画編集ライフ】」は、391本の運用で登録者1.3万人まで成長し、動画編集スクールへの集客チャンネルとして立ち上げから半年で総売上2,000万円以上を生み出しました。青森という「地方」から始めても、釣り場選び・エサ・継続を正しく組み立てれば釣れる。それを自分たちの釣果で証明してきました。
この再現性は、私たち自身のチャンネルだけの話ではありません。編集・サムネイルを担当しているマキヒカ様(登録者67.4万人)のような大規模チャンネルから、AGAスキンクリニック様(同5,440人)のような立ち上げ期のチャンネルまで、規模を問わず「釣れる場所」と「釣り方」を見極めながら、約200名のクリエイター集団でクライアント様のチャンネルに伴走しています。
何が合っていて、何が間違っているのか。
自分のチャンネルはどうなのか。
数字で自分のチャンネルを診断する
感覚で「伸びない」と言っている状態から抜けるには、どこで止まっているかを切り分ける必要があります。YouTubeアナリティクスで見るのは、まず次の3つだけで十分です。
| 指標 | 目安 | 低いときの意味 |
|---|---|---|
| インプレッション数 | 前回動画と比較 | そもそも表示されていない=企画とジャンルの問題 |
| クリック率(CTR) | 4〜8%が平均、8%超で良好 | 表示はされているが選ばれていない=サムネイルとタイトル |
| 平均視聴維持率 | 40%以上を目標に | 選ばれたが離脱している=中身と構成 |
この順番が重要です。維持率が低いのにサムネイルを作り直しても、状況は変わりません。上から順に潰すのが原則です。
離脱の8割は、最初の30秒で決まる
維持率のグラフを開くと、多くのチャンネルで冒頭に急な落ち込みがあります。ここを直すのが、どんな施策より先です。構成の型を置いておきます。
伸びない原因の切り分け表
| 症状 | 疑うところ | 次にやること |
|---|---|---|
| インプレッションが伸びない | 企画・ジャンル選定 | すでに需要が証明されているテーマに寄せる |
| インプレッションはあるがCTRが低い | サムネイル・タイトル | 切り口の違う3案でA/Bテストを回す |
| CTRは高いが維持率が低い | 冒頭とテンポ | 冒頭30秒を作り直し、間延びした箇所を切る |
| 維持率は高いが登録が増えない | 導線 | 動画内で登録の理由を一言添える(次に何が届くか) |
| 数字は良いが問い合わせがない | 視聴者層とサービスのズレ | 誰に向けた動画かを絞り直す |
よくある質問
投稿頻度はどれくらいが理想ですか?
週1本を続けられるなら十分です。重要なのは頻度そのものより、続けられる本数に設定することです。週3本で1ヶ月で止まるより、週1本を1年続けたチャンネルのほうが確実に強くなります。
ショート動画は本編の助けになりますか?
入口としては有効ですが、ショートの視聴者がそのまま本編を見るとは限りません。ショートで増えた登録者が本編を見ていない、というのはよくあります。ショートは「認知の入口」、本編は「理解と信頼」と役割を分けて考えてください。
過去の動画は消したほうがいいですか?
基本的に消す必要はありません。方向性が変わった場合も、非公開にするより残しておくほうが、チャンネル全体の視聴時間に貢献します。ただし、事実と異なる情報や、現在の方針と明確に矛盾する内容だけは見直してください。
知りたい方は無料でご相談に乗っていますので、お気軽にお問い合わせください。あなたのチャンネルの「釣れない理由」を一緒に特定します。
無料で相談する