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YouTubeを伸ばすための本質

2024年9月12日公開・2026年8月19日更新 | 栁松聖吾

YouTubeを伸ばすための本質

この記事の内容
  1. 「釣り場」=ジャンルと視聴者選び
  2. 「エサ」=企画・タイトル・サムネイル
  3. 「継続」=データを見ながら釣り方を覚える
  4. 「大間のマグロ」=いきなり大物を狙わない
  5. 上手くいかないのは、釣り方が間違っているだけ
  6. 釣り方を証明したのは、自分たちの釣果
  7. 数字で自分のチャンネルを診断する
  8. 離脱の8割は、最初の30秒で決まる
  9. 伸びない原因の切り分け表
  10. よくある質問

YouTubeは一言で言えば、釣りと一緒です。

YouTubeを運用したことがある方なら、これだけでピンとくる方も多いと思います。ひとつずつ、YouTubeに置き換えてみます。

「釣り場」=ジャンルと視聴者選び

どれだけ腕の良い釣り人でも、魚のいない池では一匹も釣れません。YouTubeで言えば、そもそも見たい人が少ないジャンル・企画を選んでいたら、どれだけ丁寧に動画を作っても再生は伸びないということです。

逆に、視聴者がたくさんいて、なおかつ競合がまだ埋めきれていない「釣れる釣り堀」を見つけられれば、同じ労力でも成果はまったく変わります。私たちが運用のご相談を受けたとき、最初にやるのは撮影でも編集でもなく、この「場所選び」です。伸びているチャンネルをリサーチして、魚がいるエリアを特定してから竿を出します。

「エサ」=企画・タイトル・サムネイル

魚がいる場所でも、エサが悪ければ食いつきません。YouTubeにおけるエサは、企画・タイトル・サムネイルです。視聴者は毎日大量の動画を目にしていて、その中から「これは見たい」と思ったものだけをクリックします。

ここで大事なのは、「自分が出したいもの」ではなく「魚が食べたいもの」を用意することです。よくあるのが、伝えたいことを詰め込んだ動画を作り続けて、視聴者が求めているものとズレていくパターン。エサは魚のために選ぶ。これだけで結果は大きく変わります。

「継続」=データを見ながら釣り方を覚える

釣りは、通えば通うほど釣れるようになります。どの時間にどこで釣れるか分かってくるし、合わせの技術も上がるからです。

YouTubeも同じで、投稿を続けるほどデータが溜まります。どのサムネイルがクリックされたのか、どこで視聴者が離脱したのか。数字は全部教えてくれます。継続が大事と言われるのは、根性の話ではなく、データが溜まって釣り方が上手くなるからです。逆に、数字を見ずにただ本数だけ重ねるのは、釣れない場所に通い続けるのと同じです。

「大間のマグロ」=いきなり大物を狙わない

初心者でも釣れる場所はありますが、大間のマグロは初心者には釣れません。YouTubeで言えば、レッドオーシャンの人気ジャンルにいきなり参入して、大手と同じ土俵で戦おうとするようなものです。まずは自分の装備で釣れる場所から始めて、実績と技術を積んでから大物を狙う。この順番を飛ばすと、釣れない期間に心が折れてしまいます。

上手くいかないのは、釣り方が間違っているだけ

そして、上手くいっていない方は、才能がないのではありません。釣り方が間違っているだけなのです。

思い当たるものはあったでしょうか。どれも珍しいことではなく、私たちがご相談を受けるチャンネルの多くが、このどれかに当てはまっています。裏を返せば、間違いを特定して釣り方を直せば、ちゃんと釣れるようになるということです。

釣りは、正しいやり方で正しく行えば誰でも楽しめるレジャーです。これはYouTubeも一緒なのです。

釣り方を証明したのは、自分たちの釣果

この考え方は、理屈だけで言っているわけではありません。代表の栁松が青森を拠点に、企画・出演・撮影・編集・運用のすべてを自社で行っている自社チャンネル「やなぎ【田舎でも動画編集ライフ】」は、391本の運用で登録者1.3万人まで成長し、動画編集スクールへの集客チャンネルとして立ち上げから半年で総売上2,000万円以上を生み出しました。青森という「地方」から始めても、釣り場選び・エサ・継続を正しく組み立てれば釣れる。それを自分たちの釣果で証明してきました。

この再現性は、私たち自身のチャンネルだけの話ではありません。編集・サムネイルを担当しているマキヒカ様(登録者67.4万人)のような大規模チャンネルから、AGAスキンクリニック様(同5,440人)のような立ち上げ期のチャンネルまで、規模を問わず「釣れる場所」と「釣り方」を見極めながら、約200名のクリエイター集団でクライアント様のチャンネルに伴走しています。

何が合っていて、何が間違っているのか。
自分のチャンネルはどうなのか。

数字で自分のチャンネルを診断する

感覚で「伸びない」と言っている状態から抜けるには、どこで止まっているかを切り分ける必要があります。YouTubeアナリティクスで見るのは、まず次の3つだけで十分です。

指標目安低いときの意味
インプレッション数前回動画と比較そもそも表示されていない=企画とジャンルの問題
クリック率(CTR)4〜8%が平均、8%超で良好表示はされているが選ばれていない=サムネイルとタイトル
平均視聴維持率40%以上を目標に選ばれたが離脱している=中身と構成

この順番が重要です。維持率が低いのにサムネイルを作り直しても、状況は変わりません。上から順に潰すのが原則です。

離脱の8割は、最初の30秒で決まる

維持率のグラフを開くと、多くのチャンネルで冒頭に急な落ち込みがあります。ここを直すのが、どんな施策より先です。構成の型を置いておきます。

【冒頭30秒の型】 0:00-0:05 結論または一番おいしい場面 ※「どうも、◯◯です」から始めない。挨拶は後ろに回す 0:05-0:15 この動画を見ると何が分かるか(視聴者の得) 0:15-0:25 なぜあなたが話すのか(実績・立場を一言) 0:25-0:30 本編へ 【冒頭でやりがちなNG】 ・長い挨拶とチャンネル説明 ・「今日はですね、〜について話していこうと思います」(前置きが長い) ・BGMとロゴアニメーションだけの数秒(何も情報がない) ・自己紹介を先に全部やる

伸びない原因の切り分け表

症状疑うところ次にやること
インプレッションが伸びない企画・ジャンル選定すでに需要が証明されているテーマに寄せる
インプレッションはあるがCTRが低いサムネイル・タイトル切り口の違う3案でA/Bテストを回す
CTRは高いが維持率が低い冒頭とテンポ冒頭30秒を作り直し、間延びした箇所を切る
維持率は高いが登録が増えない導線動画内で登録の理由を一言添える(次に何が届くか)
数字は良いが問い合わせがない視聴者層とサービスのズレ誰に向けた動画かを絞り直す

よくある質問

投稿頻度はどれくらいが理想ですか?

週1本を続けられるなら十分です。重要なのは頻度そのものより、続けられる本数に設定することです。週3本で1ヶ月で止まるより、週1本を1年続けたチャンネルのほうが確実に強くなります。

ショート動画は本編の助けになりますか?

入口としては有効ですが、ショートの視聴者がそのまま本編を見るとは限りません。ショートで増えた登録者が本編を見ていない、というのはよくあります。ショートは「認知の入口」、本編は「理解と信頼」と役割を分けて考えてください。

過去の動画は消したほうがいいですか?

基本的に消す必要はありません。方向性が変わった場合も、非公開にするより残しておくほうが、チャンネル全体の視聴時間に貢献します。ただし、事実と異なる情報や、現在の方針と明確に矛盾する内容だけは見直してください。

参考

知りたい方は無料でご相談に乗っていますので、お気軽にお問い合わせください。あなたのチャンネルの「釣れない理由」を一緒に特定します。

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