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採用動画で入社後のミスマッチを減らす方法

2026年8月19日公開 | 栁松聖吾

採用動画で入社後のミスマッチを減らす方法

この記事の内容
  1. なぜ採用動画がミスマッチを減らすのか
  2. 効果的な採用動画に共通する3つの要素
  3. 「作って終わり」にしないための運用
  4. 制作実績:株式会社KAISHIN様の場合
  5. 早期離職は、実際どれくらい起きているのか
  6. ミスマッチを生むのは「良いことしか言っていない」動画
  7. 社員インタビューで実際に聞く質問
  8. どこに置くかで効果が変わる
  9. よくある質問

「求人票の内容と、実際に入ってからのギャップが大きくて早期離職につながっている」というお悩みは、業種を問わずよく伺います。写真とテキスト中心の求人票やコーポレートサイトだけでは、社内の空気感や、働く人の表情・話し方まではどうしても伝わりません。

その差を埋める手段として、採用動画が注目されています。

なぜ採用動画がミスマッチを減らすのか

求職者が本当に知りたいのは、「どんな人と、どんな雰囲気で働くのか」です。テキストの箇条書きよりも、実際に働く社員の表情や言葉のほうが、応募前の期待値を実態に近づけてくれます。期待値と実態のズレが小さいほど、入社後のミスマッチも減っていきます。

効果的な採用動画に共通する3つの要素

「作って終わり」にしないための運用

採用動画は、公開して終わりではなく、採用サイト・求人媒体・SNSなど複数の接点で使い回してこそ効果が出ます。撮影から編集、公開後の活用先の設計まで一括して考えることで、制作コストに対する費用対効果も高まります。

私たちが提供している採用動画パッケージ「サイドウガ」も、「採用を早送りする動画コンテンツ」として、現役社員インタビューで生の声を引き出し、ヒアリングから編集までワンストップで対応しています。

制作実績:株式会社KAISHIN様の場合

実際にサイドウガでお手伝いした株式会社KAISHIN様の採用動画では、経営層のメッセージだけでなく現場社員のインタビューを織り交ぜ、実際の働く空気感が伝わる構成にしました。台本を丸暗記させたコメントではなく、こちらから深掘りする形で自然な言葉を引き出しています。制作実績は公開していますので、実際にどんな仕上がりになるか、ぜひご覧ください。

株式会社KAISHIN様 採用動画の制作実績を見る ▶

私たちは登録者67.4万人のチャンネル運用から、立ち上げ期の自社チャンネル運営まで、規模を問わず動画で「伝える」ことに向き合ってきました。その経験を、求人票では伝えきれない社風や人柄を届ける採用動画にも活かしています。

早期離職は、実際どれくらい起きているのか

厚生労働省の調査によると、令和4年3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率は、大学卒33.8%、高校卒37.9%です。業種によって差は大きく、宿泊・飲食サービス業は55.4%、生活関連サービス業・娯楽業は54.7%、教育・学習支援業は44.2%となっています。

区分3年以内離職率(令和4年3月卒)
大学卒33.8%
高校卒37.9%
宿泊・飲食サービス業(大卒)55.4%
生活関連サービス業・娯楽業(大卒)54.7%
教育・学習支援業(大卒)44.2%

一方、採用単価は新卒で約93万円、中途で約100万円前後が目安とされています。つまり1名の早期離職は、採用費だけで100万円前後が消えるうえに、教育にかけた時間と、受け入れた現場の負荷も同時に失われます。採用動画の費用対効果は、この金額と比較して考えるのが実際的です。

ミスマッチを生むのは「良いことしか言っていない」動画

採用動画でよくある失敗は、綺麗に作りすぎることです。実態と違う印象を持って入社した人は、そのギャップで辞めます。入社前に「思っていたのと違う」を潰すことが、動画の役割です。

入社前に伝えておくべきこと

「向いていない人の特徴」を言うと応募が減るのでは、と心配されますが、減るのはもともと辞めていた層です。母集団を増やすことより、合う人が来る状態を作るほうが、採用単価は下がります。

社員インタビューで実際に聞く質問

「やりがいを教えてください」と聞くと、当たり障りのない答えしか返ってきません。弊社が撮影で実際に使っている質問を公開します。

■ 入社前後のギャップを引き出す ・入社前はどんな会社だと思っていましたか? ・入って一番意外だったことは何ですか? ・入社1ヶ月目、一番きつかったことは? ■ 仕事の具体を引き出す ・昨日は何時に出社して、何をしましたか?(昨日でOK) ・最近「これは大変だった」という仕事を1つ教えてください ・逆に、うまくいって嬉しかったことは? ■ 人柄と職場の空気を引き出す ・分からないことがあったとき、誰に聞いていますか? ・この職場で働いていて、続けられている理由は何ですか? ■ 応募者への本音 ・どんな人と一緒に働きたいですか? ・逆に、この仕事が向いていないのはどんな人だと思いますか? ※撮影のコツ:完璧に話せなくてOKと最初に伝える。言い直しは編集で整えられます。 ※NG:台本を渡して読ませる(表情と声のトーンで、読んでいることは伝わります)

どこに置くかで効果が変わる

置き場所役割適した尺
求人票・求人媒体応募前の理解を揃える1〜2分
採用サイト比較検討中の後押し2〜3分(複数本)
面接前の事前案内面接の質を上げる(説明の手間も減る)3〜5分
内定後〜入社前内定辞退の防止、入社初日の不安を減らす2〜3分
SNS(縦型)そもそも知らない層へのリーチ30〜60秒

1本を作って求人票に貼るだけで終わらせるより、同じ撮影素材から用途別に切り分けたほうが、採用プロセス全体の効率が上がります。

よくある質問

社員が撮影に協力してくれるか不安です

全員に出てもらう必要はありません。まず1〜2名、話しやすい方から始めてください。公開後に反応が返ってくると、次の撮影は協力を得やすくなります。また、顔出しが難しい場合は手元や後ろ姿、音声のみという選択肢もあります。

退職した社員が映っている場合はどうすればいいですか?

撮影時に、利用範囲と期間を明記した同意書を取っておいてください。退職後も掲載を続けるのか、退職時点で差し替えるのかを事前に決めておくと、後から慌てずに済みます。

どのくらいの頻度で作り直すべきですか?

人が入れ替わるため、2〜3年が目安です。ただし、職場の風景や1日の流れといった素材は長く使えます。人物パートだけ差し替えられる構成にしておくと、更新コストを抑えられます。

参考

「動画で何を伝えればいいか分からない」という段階からのご相談も歓迎です。貴社の採用課題をお伺いした上で、内容をご提案します。

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