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本編とショートの公開枠を重ねない、YouTube予約投稿の設計
本編と切り抜きショートの両方を出すようになると、編集より先に「いつ何を出すか」の管理で混乱します。同じ時間に2本出てしまった、気づいたらショートの在庫が切れていた、手動で1本出したら翌日の予約と重なった。どれも、弊社が自社運用で実際に経験してきたことです。
予約投稿を仕組みで回すときに、最初に決めておくべき設計をまとめます。
公開枠は、本編とショートで別々に固定する
まず、何曜日の何時に何を出すかを固定します。例えば次のような形です。
| 種類 | 公開枠の例 | 決め方 |
|---|---|---|
| 本編 | 毎週日曜 9:00 | 制作できる本数から逆算して、無理なく続く頻度にする |
| ショート | 毎日 17:30 | 視聴者がよく見ている時間帯に合わせる |
枠を固定する理由は、自動で予約するには「空いている枠」という概念が必要だからです。枠が決まっていないと、仕組みはどこに入れればいいか判断できません。
予約は1つの台帳を見て入れる
次に、すべての予約を1つの台帳で管理します。台帳に持たせる項目は最低限これだけです。
- 動画の種類:本編か、ショートか
- 状態:未予約・予約済み・公開済み
- 公開日時:予約した枠
- 元になった本編:ショートの場合、どの本編から切り抜いたか
自動予約は、この台帳を見てまだ埋まっていない枠のうち、いちばん早いものに入れます。YouTube Studioの画面を見て判断するのではなく、台帳を正とするのがポイントです。
手動で出した動画も、台帳に書く
台帳管理でいちばん起きやすい事故が、手動で出した動画を台帳に書き忘れることです。急ぎの告知動画を人が直接アップして予約すると、台帳上ではその枠が空いたままなので、次の自動予約が同じ枠に別の動画を入れてしまいます。
対策はシンプルで、手動で出すときも台帳に記録するルールにすることです。弊社では、手動アップ用にも台帳へ1行足す手順を用意しています。
枠を入れ替えるときは、両方を変える
「この動画を来週に回したい」と入れ替えるときも同じ注意が必要です。YouTube側の公開日時と、台帳の公開日時の両方を変えないと、ずれが生まれます。片方だけ変えると、次の自動予約のときに、仕組みは空いていると思っている枠に動画を入れます。
在庫が何日分あるかを見えるようにする
ショートを毎日出していると、在庫切れで空白日ができるのも定番の失敗です。本編の公開ペースより切り抜きの消費ペースが速いと、いつか必ず在庫が尽きます。
台帳から「未予約・予約済みのショートが何日分あるか」を計算して、一定の日数を下回ったら知らせるようにしておくと、次の撮影を前倒しにするなどの手が打てます。
公開前の確認の締め切りを決める
予約まで自動にすると、確認されないまま公開されるリスクが生まれます。予約した動画を誰がいつまでに確認するかを決めておきましょう。例えば「公開の前日までに確認し、問題があれば非公開に戻す」と決めておけば、毎日の運用に確認を組み込めます。
切り抜きの作り方そのものは切り抜きショートを自動で作って、予約投稿まで回す仕組みで解説しています。
本編とショートは同じ日に出してもいいですか?
問題ありませんが、時間はずらしたほうが管理しやすくなります。同じ時間に重ねると、どちらの反応だったのかを後から切り分けにくくなります。
ショートは何時に出すのがいいですか?
チャンネルの視聴者がよく見ている時間帯は、YouTube Studioのアナリティクスで確認できます。まずはその時間帯に固定し、数週間ごとに見直すのがおすすめです。
予約した枠を入れ替えたいときは?
YouTube側の公開日時と台帳の両方を変える必要があります。片方だけ変えると、次の自動予約で同じ枠に別の動画が入ってしまいます。