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【事例】自社チャンネルを、半年で売上2,000万円の集客導線にするまで

2026年9月14日公開 | 栁松聖吾

【事例】自社チャンネルを、半年で売上2,000万円の集客導線にするまで

この記事の内容
  1. 最初に決めたこと:追う数字を「登録者」から外した
  2. 誰の、どの悩みのチャンネルかを1文で固定する
  3. 本数が出せる体制を、企画より先に作った
  4. 動画の中で完結させず、LINEへ渡す
  5. 結果:半年で総売上2,000万円以上
  6. 貴社で再現するなら、この順番で
  7. 弊社にご依頼いただく場合の担当範囲
  8. よくある質問

YouTube運用のご相談をいただくと、最初に必ず聞かれるのが「どのくらいで伸びますか」です。ただ、実際にご依頼の目的をうかがっていくと、本当に必要なのは登録者数ではなく問い合わせ・申込・採用応募であることがほとんどです。

この記事では、弊社が自社で運用しているチャンネルを事例として、売上を目的に置いたときにチャンネルをどう設計するかを公開します。自社の事例なので、数字も設計の意図も包み隠さず書けます。

事例の概要

最初に決めたこと:追う数字を「登録者」から外した

チャンネルを始めるとき、最初に決めたのは登録者数を目的指標にしないことでした。理由は単純で、登録者数と売上は連動しないからです。

10万人の登録者がいても1件も申し込みが来ないチャンネルはありますし、逆に数千人でも事業が回っているチャンネルもあります。両者を分けているのは規模ではなく、視聴者と、売っているものが噛み合っているかです。

そこで、追う数字を「申込につながったか」に置きました。登録者数は結果として付いてくる指標で、判断材料としては二番目に置いています。

よくある置き方この事例での置き方なぜ変えたか
目的指標=登録者数目的指標=申込数登録者は増えても事業が動かないことがあるため
再生数が多い企画を作る申し込む人が見る企画を作る広く当てるほど、買わない視聴者の比率が上がるため
バズを狙う同じ型を出し続ける単発の跳ねは事業計画に組み込めないため

誰の、どの悩みのチャンネルかを1文で固定する

次にやったのは、チャンネルの対象を1文で書き切ることです。ここが曖昧なまま本数を出すと、動画ごとに視聴者層がばらけて、最終的に誰にも刺さらないチャンネルになります。

この事例では「地方に住んでいて、動画編集で収入を得たい人」に固定しました。地方であることを不利ではなく前提条件として置いたのがポイントです。都市部を含む全員に向けて広く作るより、対象を狭めたほうが、同じ悩みを持つ人には確実に届きます。

チャンネル名に「田舎でも」と入れているのも同じ理由で、タイトルやサムネイルを見た瞬間に自分向けかどうかが判断できる状態にしています。

本数が出せる体制を、企画より先に作った

YouTube運用がうまくいかない原因の大半は、企画の質ではなく更新が止まることです。そこで、面白い企画を考えるより先に、止まらない体制を作りました。

結果として391本を出せていますが、これは気合の問題ではなく、制作の周辺作業を仕組みに寄せているからです。

それぞれの作り方は、別の記事に書いています。

動画の中で完結させず、LINEへ渡す

売上につながるかどうかを分けたのは、動画を見たあとの行き先を用意したかでした。

YouTubeは検討の入口としては強い一方、動画内で申込まで完結させるのは無理があります。そこで、興味を持った人が次の一歩を踏める場所としてLINEを置き、動画では「どこへ行けば続きがあるか」だけを明確に伝える形にしました。

ここで大事なのは、全部の動画で売り込まないことです。ほとんどの動画は視聴者の課題を解決することだけに使い、案内は自然な流れの中で短く触れる。この比率を崩すと、登録者は増えても信頼が落ちます。

結果:半年で総売上2,000万円以上

立ち上げから半年で、このチャンネル経由の総売上は2,000万円以上になりました。広告費をかけて集めたのではなく、動画を見て課題に共感した人が自分から来てくれる形です。

項目実績
公開本数391本
登録者数1.3万人
チャンネル経由の総売上立ち上げから半年で2,000万円以上
拠点青森県(撮影・編集・運用すべて地方から)

この事例で強調したいのは金額そのものより、地方の小さな会社が、広告に頼らずに事業の柱を1本作れたという点です。同じ構造は、業種が変わっても再現できると考えています。

貴社で再現するなら、この順番で

時期やることこの時期に見ない数字
0〜1ヶ月対象と目的指標を1文で決める。行き先(問い合わせ・LINE等)を用意する再生数・登録者数
1〜3ヶ月止まらない制作体制を作り、まず10本出す再生数・登録者数
4〜6ヶ月伸びた動画の共通点を探し、同じ型をくり返す単発のバズ
7ヶ月〜動画からの問い合わせ・申込を数え、企画に反映する

最初の3ヶ月で再生数を追うと、ほぼ確実に心が折れます。この時期に見るべきなのは本数を出せる体制ができているかだけです。

弊社にご依頼いただく場合の担当範囲

この事例では企画から分析まで自社で行いましたが、ご依頼の場合も同じ範囲をお引き受けできます。社内のリソースに応じて、一部だけをお任せいただくことも可能です。

工程弊社が行うことお客様にお願いすること
企画・構成対象設計、企画出し、台本作成事業の情報と、伝えたいことの共有
撮影撮影ディレクション(リモート対応可)出演、撮影日の確保
編集・サムネイル編集、テロップ、サムネイル制作公開前の確認
分析・改善数値分析と次の企画への反映問い合わせ・申込の状況の共有

料金は体制と本数によって変わるため、個別のお見積もりとさせていただいています。

よくある質問

登録者が増えるまで、どのくらいかかりますか?

ジャンルと本数によって大きく変わるため、期間をお約束することはしていません。ただ、この事例を含めて共通しているのは、最初の3ヶ月は数字がほとんど動かないということです。その期間を「失敗」と判断せずに続けられる体制を先に作れるかどうかが、結果を分けています。

出演できる人が社内にいません。

顔出しの出演者がいなくても運用は可能です。資料や作業画面を中心にした構成、ナレーション主体の構成など、選択肢はあります。ただし、採用目的の場合は社員の方に出ていただいたほうが効果が出やすいので、目的によってご提案を変えています。

地方の会社でも依頼できますか?

可能です。弊社自身が青森を拠点に、全国のお客様をフルリモートで担当しています。この事例のチャンネルも、撮影から運用まですべて地方で完結しています。

広告は使いましたか?

この事例では、チャンネルへの集客に広告は使っていません。動画そのものが入口になっています。ただし、急いで認知を作りたい場合は広告との併用が有効なこともあるため、目的とご予算に応じてご相談させていただいています。

「自社の場合はどう設計すべきか」という段階からご相談いただけます。現状をうかがったうえで、体制のご提案からお出しします。

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